会長挨拶

　2025年　年頭所感

　新年あけましておめでとうございます。

　日頃より、岩手県サッカー協会に対する温かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

　２０２５年は巳年、蛇が脱皮を繰り返す姿は、再生や治癒の象徴としていまに伝わります。生命力にあふれ、成長と変化を象徴する年であります。巳年にちなんで、私たちのサッカー活動も一層の飛躍を目指し、新たなスタートを切る年としたいと考えています。サッカーが更に地域に根付き、次世代の才能が花開く年であることを期待しています。県内のサッカー環境を更に充実させるため、特に老若男女問わず、あらゆる年代を念頭にした普及活動、そして青少年育成の強化、競技レベルの向上に力を入れてまいります。また、サッカーを通じた地域活性化や、コミュニティとの連携を深める取り組みも一層進めてまいります。

　その象徴となるのが、春に予定されている「岩手県フットボールセンター」のリニューアルオープンです。この施設は、選手たちの成長を支える重要な拠点であり、地域全体のサッカー環境をさらに充実させるものです。新しく生まれ変わるフットボールセンターでは、より多くの地域の人々がサッカーに触れ、楽しみ、学ぶ場を提供できることを大変嬉しく思います。これからもこの施設が、次世代の選手たちにとって夢を育む場所として、また、地域のサッカーを支える中心的な役割を果たすことを願っています。

　また、昨年は特に嬉しい出来事がありました。岩手県サッカー協会が文部科学省の「生涯スポーツ優良団体表彰」を受賞させていただきました。この栄誉は、これまで支えてくださったすべての方々、そしてサッカーを愛する地域の皆様の努力の結晶であり、感謝の気持ちでいっぱいです。この表彰を今後の活動の原動力として、さらに地域貢献を深め、サッカーを通じて新たな価値を創造していきたいと考えています。

　そして、２０２６年には待望の「FIFAワールドカップ」が開催されます。「最高、最強のチームを目出す」と日本代表の森保一監督も決意表明をしています。日本代表がその舞台で活躍し、さらなる成長を遂げることに大きな期待を寄せています。私たち岩手県サッカー協会も、ワールドカップを目指して日々努力を重ねている選手たちに刺激を与え、地域全体で盛り上げていきたいと考えています。日本代表の活躍は、岩手県内のサッカー文化のさらなる発展を後押しする力となるはずです。

　２０２５年シーズンにおいても、私たちサッカー協会は選手、スタッフ、そして観客の安全と健康を最優先に考えた取り組みを強化してまいります。

　特に夏季における過酷な暑さは、選手のパフォーマンスや健康に影響を及ぼす可能性があります。私たちは、試合のスケジュール調整や水分補給の徹底、熱中症予防のための設備整備を進めるとともに、選手やスタッフへの教育・啓発活動を一層充実させていきます。昨今の感染症対策も引き続き重要な課題と認識しこれまでの知見を活かし、衛生管理や感染拡大の防止に努めてまいります。

　私たちサッカー協会は、これらの取り組みを通じて、競技環境をより安全で快適なものにし、選手一人一人が力を最大限に発揮できるようサポートしていきます。そして、サッカーを通じて多くの方々に感動を届けられるよう、全力を尽くしてまいります。

　最後に、今年も引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。２０２５年が皆様にとって実り多い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

２０２５年　１月吉日
公益社団法人岩手県サッカー協会
会長　森　　亮

役員名簿

2024（令和6）年度　公益社団法人岩手県サッカー協会　理事名簿

2024（令和6）年度　公益社団法人岩手県サッカー協会　各長名簿

2025年1月 更新

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